テレビゲームも楽しいけれど、子供と向き合って一緒に笑いながら盛り上がれる「アナログゲーム」は、家族の時間を豊かにしてくれます。
わが家では、週末の夜に家族でボードゲームを楽しむのがちょっとした恒例行事。その中でも特に盛り上がるのが ブロックス です。ルールがシンプルなので小学生でもすぐに理解でき、大人と子供が本気で勝負できる奥深さもあります。
今回は、実際に7歳の子供と一緒にブロックスで遊んでみて感じた魅力と、親子それぞれの視点から見たおすすめポイントをご紹介します。
ブロックスとは?
ブロックスは、フランス発のロングセラー・ボードゲーム。
世界中のファミリーに愛されている定番中の定番です。
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対象年齢:7歳以上
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プレイ人数:2〜4人
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プレイ時間:20〜30分
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遊び方:自分の色のピースを交互にボードに置き、より多くのピースを置いた人が勝ち。ルールは「同じ色の角と角をつなげる」ただそれだけです。
ピースの形はカラフルで、並べていくうちに盤面がどんどん賑やかに。最終的には美しい幾何学模様が広がり、見た目の楽しさも魅力のひとつです。
ピースは以下の21ピースですべて違う形です。
「ここで使ったら、あそこに使えなくなるな」といった、先読みも鍛えられます。
7歳の子供におすすめな理由
1. 先を読む力と空間認識力が自然に育つ
どこにピースを置けば有利になるかを考えることで、自然と「先を読む力」や「空間認識力」が育ちます。大人も思わず頭を使うゲームなので、子供が本気になるのも納得。

ブロックスを遊んでいて、一番楽しいのはどんなとき?

相手の邪魔をして悔しがらせることができた時が一番楽しい!
ゲームの本質をしっかり理解して戦略的にプレイする姿に、親としてちょっと驚かされることもあります。
2. カラフルな盤面が子供の想像力を刺激
ブロックスはプレイが進むほど盤面がカラフルに染まっていきます。
子供からもこんな声が聞けました。

どんな気持ちでブロックスをやっているの?

ゲームが進むと盤面が虹みたいできれいになっていく!
ただの勝負ごとではなく、視覚的な楽しさもあるので、飽きずに何度でも遊びたくなるようです。
3. ルールがシンプルで、慣れるとスムーズ
最初は「角と角を合わせる」という独特のルールに少し戸惑っていましたが、数回プレイするとすぐに理解できるように。

最初にルールを聞いたとき、わかりやすかった?それとも少し難しかった?

角と角しか合わせちゃいけないというのが、わかるまで難しかった。
親が横で少しサポートしてあげれば、初めての子でもすぐに楽しめるゲームです。
4. 家族で本気勝負ができる

誰と遊ぶと一番楽しい?

家族とやった方が本気で出来るから楽しい。友達とは少し手加減してあげたりする事があるから。
子供同士の遊びでは少し“加減”することもあるようですが、家族との対戦では全力。親も「ちょっと本気を出さないと勝てない…」という状況になるので、毎回白熱します!
実際に遊んでみた体験談(親の視点)

最初は単純にピースを並べて喜んでいた息子が、数回プレイするうちに急速に戦略を覚えたのには驚きました。ある夜、私が自分のスペースを広げることに集中していたら、彼が絶妙な場所にピースを置き、私の進路を完全に封じ込めてきたのです。
そのときの得意げな顔は今でも忘れられません。
勝ち負けの結果よりも、「自分の作戦がうまくいった」という達成感が、子供にとって最高のご褒美になっているようです。
親にとってのメリット
ブロックスは子供にとって知育効果があるだけでなく、親にとってもメリットがたくさんあります。
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スマホやテレビに頼らない時間をつくれる
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家族の会話が自然と増える
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1ゲーム20分程度と手軽に遊べる
ちょっとした空き時間に遊べるので、習慣化しやすいのもポイントです。
子供も「週一回くらいでやりたくなる」と言っていて、まさに家族の定番ゲームになりました。
遊ぶときのちょっとしたコツ
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初めルールを理解するまでは、一緒に考えて、勝ち負けではなく盤面を埋める事を楽しむ
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勝ち負けにこだわりすぎず「次はどうしたら勝てるかな?」と振り返ると学びが深まる
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兄弟・祖父母も交えてプレイするとさらに盛り上がる
- 始める時に4色のピースを分けるのが面倒なので、片付ける時に小分け袋にすると次にやる時にすぐ始められて、プレイの敷居が下がります
まとめ
ブロックス は、7歳の子供から大人まで、誰もが夢中になれるボードゲームです。
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シンプルなルールで小学生でもすぐ遊べる
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先を読む力・空間認識力が自然に身につく
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カラフルな盤面が子供の想像力を刺激
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家族で本気勝負ができるから盛り上がる
「家族で楽しめるボードゲームを探している」という方には、自信を持っておすすめできます。
週末の家族時間に、ぜひ取り入れてみてください。
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