銘柄名
企業名：KADOKAWA（9468）
言わずと知れた、大手出版社KADOKAWA。
オタクな私としては、ライトノベルのレーベルとして、”スニーカー文庫”、”電撃文庫”、”ファンタジア文庫”などが馴染み深いですね。
思えば、初めて購入したライトノベルは「ブギーポップは笑わない」でしたね。
最近、アニメもリニューアルして放送されましたが、ライトノベル業界では、「ブギーポップは笑わないの前と後」って言葉があったくらい、業界の有り様を変えた作品です。
今、活躍している作家さんにも、ブギーポップの影響を受けて作家になった人もいるくらいです。
株主優待は色々なタイプから選べるのですが、結構、オタク向けな商品ラインナップなので、個人的には、選ぶのも楽しめました♪
配当
過去配当：増配傾向にあり、年間￥30/株の配当です
| 配当月 | 配当金 |
|---|---|
| 2015/3 | ￥10 |
| 2016/3 | ￥20 |
| 2017/3 | ￥20 |
| 2018/3 | ￥20 |
| 2019/3 | ￥20 |
| 2020/3 | ￥30 |
| 2021/3（予想） | ￥30 |
年1回配当で、配当は増加傾向です。
2020年からさらに￥30/年に増配されて、今後も期待出来ますね！
株主優待
優待内容：書籍からDVD、クッションまでバラエティ豊かなラインナップ！
| 保有株数 | 優待月 | 優待内容 | 配当金 | 総配当利回り |
|---|---|---|---|---|
| 100株 | 3月 | ①～⑧のいずれかを選択 ※1年以上保有の株主が対象 ①書籍 3冊 ②DVDまたはブルーレイ 1点 ③角川新字源 改訂新版 1冊 ④ワンダーガーデン 生命の扉 1冊 ⑤テレビちゃんクッション 1点 ⑥テレビちゃん巾着つきトートバッグ 1点 ⑦ムビチケ GIFT(カードタイプ) 2枚セット ⑧BOOK☆WALKER GIFTカード 2枚セット ※3年以上保有の株主には、上記に加え①2冊、⑦1枚、⑧1枚のいずれかを追加進呈 |
￥3000（2020/3） | 1年以上保有：2.1％ 3年以上保有：2.7％ |
※2020/9/17時点株価￥2,752をもとに算出
⑧のBOOK☆WALKER GIFTカード2枚で、額面￥3,000らしいので、これを優待価格として、利回りを算出しています。
優待は100株以上のみなので、複数単元保有しても増えないので注意です。
また、優待獲得には1年以上の保有という条件付きで、3年以上の保有で更に追加優待があるので、長期保有も検討したいところですね。
総配当利回り：100株で2.1％の利回り。でも、選んだ優待次第ではもう少し高利回りに！
それほど、利回りは高くないです。
とはいえ、利回り2.1％はあくまで「BOOK☆WALKER GIFTカード」を選んだ場合なので、書籍コースなどはラインナップが様々なので、￥1,500相当のものもあったりします。
優待を選んだ内容によっては、もっと利回りが高くなります。
例えば、書籍コース￥1,500×3冊＝￥4,500（総配当利回り2.7％）とすれば、1年目にして、3年以上保有と同じ利回りまで上げる事も可能です。
（高いからって、いらない書籍を貰っても仕方ないとは思いますが。。。）
優待の利用：オタクなら楽しめるラインナップ♪
優待品のカタログを一部掲載します。
書籍は結構、ライトノベル関連が充実している印象でした。
とはいえ、1巻だけしかカタログには無いので、選んでしまったが最後、自腹で全巻揃えたくなってしまう事は必至です（笑）
映像コースは、ホラー映画からアニメ映画まで結構揃っていますが、ラインナップはちょっと古めかなぁって感じてしまいますね。。。
結果的には、BOOK☆WALKER GIFTカード2枚（額面￥3,000）が一番無難なのかなぁって、思ってしまいました。
が！それでは面白くない！せっかくなら、商品貰いたい！！って事で。。。
優待感想：エリートサラリーマンが転生したら、幼女の姿で戦争する事に！幼女戦記！
はい、劇場版 幼女戦記のDVDにしました！
定価￥4,500くらい！
原作は未読なのですが、TVアニメは面白くてハマっていました。
そして、「映画は、そのうちレンタルしよー」って思っていて、そのまま忘れていた作品（笑）
なので、カタログで発見して、「おぉ、まだ見てないやん！」となり、衝動的に選んでしまいました。
・・・後悔はしていない！
エリートサラリーマンだった主人公が、自分がリストラした相手に逆恨みされ、線路に突き落とされ死亡してしまう。
すると、神を名乗る人物が登場するが、主人公は「そんな非科学的な存在はありえない。お前など”存在X”で十分だ」と吐き捨てる。
”存在X”によって「信仰心が必要な状況になれば、お前も変われるのか試そう」と、魔法の存在する異世界に、幼女として転生させられる。
主人公は、”存在X”への憎しみを心に持ちながら、第二の人生をどうにか安穏とすごせる様に画策するが、運命はそう簡単に彼女を戦いから遠ざけてはくれなかった。。。
もうね、悠木碧さんの部下たちを激励する時の演説が最高にCooolで大好き（笑）
劇場版では、神を憎む主人公と相対する様に、神を信仰し強大な魔力を持つ少女が登場し、神への信仰は力足り得るのか、というテーマが面白いです。
まとめ
保有向きな人：書籍や映像コンテンツが好きな人。BOOK☆WALKER（電子書籍）を利用している人。
色々なラインナップの中から書籍や映像コンテンツが選べるのがとっても楽しい優待！
普段手にしないジャンルから選んでみるもよし、前から気になっていた物を手に入れるもよし、BOOK☆WALKERで電子書籍を購入するもよし、と使いみちが色々あってとても楽しめる優待です。
総合評価：★★★★☆
現在の株価では、総利回りが2.1%と、低めなのが、ちょっと残念なKADOKAWA。
でも、言い換えれば、それだけ株価が堅調という事なので、株価が下がったタイミングで購入を検討してみるのも良いかも知れません。
コロナ禍に置いて、巣篭もり需要は今後も続くでしょうし、そういった意味では、出版や映像コンテンツの消費は上向いていく可能性も大きく、さらなる業績好調も見込めるかも知れませんよ。
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