【トラリピ】円安シフトの計算/設定手順をわかりやすく解説【手順】

トラリピ設定
スポンサーリンク
                   

<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

鈴さん(@semiritaia_suzu)が円安シフトを発動!

自分の設定状況に合わせた円安シフトをしてみましょう。

そもそも、トラリピとは?

トラリピとは、マネースクエアが提供しているFXの自動売買サービスの名称です。

マネースクエア
通常、FXでは自分で売買(売り or 買い)を行って、為替差益を利用して儲けを出すのが一般的です。

この、自分で”行っている売買”を、自分で”設定した値段で自動で行う”仕組みが、「トラップリピートイフダン」略してトラリピになります。

公式からのイメージ引用となりますが、以下の図例であれば、101円のタイミングで”売り”注文(トラップ)を自動で行い、100円のタイミングで”買い”注文(トラップ)を自動で行う。

ということになり、これによって、自分で時間を使って売買する事なく、設定をしておく事で、自動的に1円の儲けを得ることが出来るという事になります。

マネースクエア より引用

トラリピ設定の設定内容を把握する

実際に運用する際、トラリピの設定では、主に以下の項目を設定します。

①通貨ペア
②売買
③レンジ
④注文金額
⑤トラップ本数
⑥利益金額

マネースクエア より引用

鈴さんのトラリピ設定をベースに750万設定の方法

鈴さんの2,000万円設定は、こちらで公開してくれています。

しかし、これを基本に考えるとしても、実際に250万円、500万円、750万円に設定を当てはめたら、どうなるのか?

きちんとトラリピの仕組みを理解した上でないと、難しいですよね。

250万円、500万円、750万円での設定方法は以下に、まとめていますので参考にして頂ければと思います。

⇒【トラリピ】鈴さんのトラリピ設定を参考に、250万円の設定を一緒にしてみよう

⇒【トラリピ】鈴さんのトラリピ設定を参考に、500万円の設定を一緒にしてみよう

⇒【トラリピ】鈴さんのトラリピ設定を参考に、750万円の設定を一緒にしてみよう

円安シフト設定値の考え方

世界的な円安状況が続いています。米ドル/円では最悪1ドル=150円まで円安が広がる可能性も示唆されています。

2022年4月にて鈴さんがトラリピにて円安シフトを設定しました。自分の設定に合わせた円安シフトを一緒に実施してみましょう。

私の現在のトラリピ設定をは以下になります。

250万円トラップ設定

通貨ペア 売買 レンジ トラップ本数 注文金額 利益金額 決算トレール
EUR/JPY 買い 90.10~119.70 38本 0.1万(通貨) 900円 設定しない
売り 120.10~149.70 38本 0.1万(通貨) 900円 設定しない
EUR/GBP 買い 0.651~0.7950 19本 0.1万(通貨) 6ポンド 設定しない
売り 0.8010~0.9450 19本 0.1万(通貨) 6ポンド 設定しない
AUD/JPY 買い 60.10~84.90 32本 0.1万(通貨) 800円 設定しない
売り 85.10~109.90 32本 0.1万(通貨) 800円 設定しない
AUD/USD 買い 0.6010~0.8490 32本 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
売り 0.8510~1.0990 32本 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
AUD/NZD 買い 1.0010~1.1450 19本 0.1万(通貨) 6NZドル 設定しない
売り 1.1510~1.2950 19本 0.1万(通貨) 6NZドル 設定しない
NZD/JPY 買い 45.10~69.90 32本 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 70.10~94.90 32本 0.1万(通貨) 700円 設定しない
NZD/USD 買い 0.5010~0.6930 25本 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
売り 0.7010~0.8930 25本 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
CAD/JPY 買い 70.10~94.90 32本 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 95.10~119.90 32本 0.1万(通貨) 700円 設定しない

500万円トラップ設定

売買 レンジ トラップ本数 注文金額 利益金額 決算トレール
EUR/JPY 買い 90.50~119.30 37本追加 0.1万(通貨) 900円 設定しない
売り 120.50~149.30 37本追加 0.1万(通貨) 900円 設定しない
EUR/GBP 買い 0.6550~0.7990 19本追加 0.1万(通貨) 6ポンド 設定しない
売り 0.8050~0.9490 19本追加 0.1万(通貨) 6ポンド 設定しない
AUD/JPY 買い 60.50~84.50 31本追加 0.1万(通貨) 800円 設定しない
売り 85.50~109.50 31本追加 0.1万(通貨) 800円 設定しない
AUD/USD 買い 0.6050~0.8450 31本追加 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
売り 0.8550~1.0950 31本追加 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
AUD/NZD 買い 1.0050~1.1490 19本追加 0.1万(通貨) 6NZドル 設定しない
売り 1.1550~1.2990 19本追加 0.1万(通貨) 6NZドル 設定しない
NZD/JPY 買い 45.50~69.50 31本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 70.50~94.50 31本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
NZD/USD 買い 0.5050~0.6970 25本追加 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
売り 0.7050~0.8970 25本追加 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
CAD/JPY 買い 70.50~94.50 31本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 95.50~119.50 31本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない

750万円トラップ設定

通貨ペア 売買 レンジ トラップ本数 注文金額 利益金額 決算トレール
EUR/JPY 買い 107.50~119.90 32本追加 0.1万(通貨) 900円 設定しない
売り 120.30~132.70 32本追加 0.1万(通貨) 900円 設定しない
EUR/GBP 買い 0.7290~0.7970 18本追加 0.1万(通貨) 6ポンド 設定しない
売り 0.8030~0.8710 18本追加 0.1万(通貨) 6ポンド 設定しない
AUD/JPY 買い 73.90~84.70 28本追加 0.1万(通貨) 800円 設定しない
売り 85.30~96.10 28本追加 0.1万(通貨) 800円 設定しない
AUD/USD 買い 0.7390~0.8470 28本追加 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
売り 0.8530~0.9610 28本追加 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
AUD/NZD 買い 1.0790~1.1470 18本追加 0.1万(通貨) 6NZドル 設定しない
売り 1.1530~1.2210 18本追加 0.1万(通貨) 6NZドル 設定しない
NZD/JPY 買い 58.90~69.70 28本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 70.30~81.10 28本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
NZD/USD 買い 0.6110~0.6990 23本追加 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
売り 0.7030~0.7910 23本追加 0.1万(通貨) 6ドル 設定しない
CAD/JPY 買い 83.90~94.70 28本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 95.30~106.10 28本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない

ここから、対円になっているトラップ設定のみを抜粋して、各通貨ペア毎に並べ替えると以下の通りになりますね。

そして、それぞれの通貨ペアで売りトラップが仕掛けられる最大本数を計算します。

この売りトラップの最大本数が、円安に動くことで含み損になる本数という事になります。

EUR/JPYトラップ設定

金額 売買 レンジ トラップ本数 注文金額 利益金額 決算トレール
250万円 買い 90.10~119.70 38本 0.1万(通貨) 900円 設定しない
売り 120.10~149.70 38本 0.1万(通貨) 900円 設定しない
500万円 買い 90.50~119.30 37本追加 0.1万(通貨) 900円 設定しない
売り 120.50~149.30 37本追加 0.1万(通貨) 900円 設定しない
750万円 買い 107.50~119.90 32本追加 0.1万(通貨) 900円 設定しない
売り 120.30~132.70 32本追加 0.1万(通貨) 900円 設定しない

250万円:38本、500万円:37本、750万円:32本

これをすべて合計すると・・・38+37+32=107本

AUD/JPYトラップ設定

金額 売買 レンジ トラップ本数 注文金額 利益金額 決算トレール
250万円 買い 60.10~84.90 32本 0.1万(通貨) 800円 設定しない
売り 85.10~109.90 32本 0.1万(通貨) 800円 設定しない
500万円 買い 60.50~84.50 31本追加 0.1万(通貨) 800円 設定しない
売り 85.50~109.50 31本追加 0.1万(通貨) 800円 設定しない
750万円 買い 73.90~84.70 28本追加 0.1万(通貨) 800円 設定しない
売り 85.30~96.10 28本追加 0.1万(通貨) 800円 設定しない

250万円:32本、500万円:31本、750万円:28本

これをすべて合計すると・・・32+31+28=91本

NZD/JPYトラップ設定

金額 売買 レンジ トラップ本数 注文金額 利益金額 決算トレール
NZD/JPY 買い 45.10~69.90 32本 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 70.10~94.90 32本 0.1万(通貨) 700円 設定しない
NZD/JPY 買い 45.50~69.50 31本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 70.50~94.50 31本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
NZD/JPY 買い 58.90~69.70 28本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 70.30~81.10 28本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない

250万円:32本、500万円:31本、750万円:28本

これをすべて合計すると・・・32+31+28=91本

CAD/JPYトラップ設定

金額 売買 レンジ トラップ本数 注文金額 利益金額 決算トレール
250万円 買い 70.10~94.90 32本 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 95.10~119.90 32本 0.1万(通貨) 700円 設定しない
500万円 買い 70.50~94.50 31本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 95.50~119.50 31本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
750万円 買い 83.90~94.70 28本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない
売り 95.30~106.10 28本追加 0.1万(通貨) 700円 設定しない

250万円:32本、500万円:31本、750万円:28本

これをすべて合計すると・・・32+31+28=91本

 

そして、私の場合はUSD/JPYの売りトラップを全決済せずに発注状態で残しているため、以下が追加になります。

まさか損切り出来なかったツケが、こんな足かせになるなんて。。。

USD/JPY残トラップ

トラリピのログイン後のトレード画面にて、残トラップ数は確認出来ます。

結果、36本を追加で円安シフトに組み込みます。

円安シフトの本数まとめ

以上をまとめると、私のトラリピ設定では、円安シフトで設定する必要のある本数は以下になります。

USD/JPY 36本
EUR/JPY 107本
AUD/JPY 91本
NZD/JPY 91本
CAD/JPY 91本
ーーーーーーーー
合計        416本
そして、すべてのトラップが0.1万通貨で設定しているので・・・
416本*0.1万通貨=41.6万通貨
この通貨量で、USD/JPYの買いトラップを入れることで、実質的な両建ての状態にするのが、円安シフトになります。

円安シフト設定手順

円安シフトのトラップ設定試算

  1. トラリピにログイン。
  2. メニュー上部から「トラリピ運用試算表」を選択。
  3. トラップを仕掛ける設定を入れて、トラップのレンジ幅、1本あたり通貨数を試算する。
    「運用予定額は?」→適当でOK
    「仕掛けるレンジ幅は?」→今の値動きを加味してレンジを調整
    「レンジ内に仕掛ける本数は?」→多いと一回のトラリピで発注しきれないので100本推奨
    「1本あたり何通貨?」→設定したい通貨数÷本数=通貨数
    ※今回、約40万通貨÷100本=0.4万通貨にします
  4. 想定通りの設定ちなることを確認する

円安シフトのリスクシミュレーション試算

  1. 「リスクシミュレーション」ボタンを選択。
  2. 「ポジションを持ってみる」ボタンを選択。
  3. 「トラリピ運用試算表」で入力した値を入力する。
  4. 実際に円安シフトのポジションを持った時の「証拠金維持率」を確認して、100%以上が保持されている事を確認する。

    ※100%を下回るとロスカットされてしまいます
    ーマネースクエアヘルプよりー
  5. 「レートを変更してみる」を選択
  6. 対円の通貨に関して、5円程度円安になった想定でレートを変更して「登録する」
  7. 納得いくレートまで変更して、「証拠金維持率」が、どこまでの円安に耐えられるかチェックする
    ※下記では、USD/JPYポジションを25トラップ毎、対円通貨を5円安毎で積み上げて、実際にポジションを持っていく過程を再現し、「証拠金維持率」が100%を下回らない事を確認しています

円安シフトをトラリピ注文する

  1. 「トラリピ運用試算表」で入力した値で「トラリピ注文」を実施する
    ※「利益金額」は決済されない大きい金額にして、両建て状態を維持する様にすることに注意!
通貨ペア 売買 レンジ トラップ本数 注文金額 利益金額 決算トレール
USD/JPY 買い 127.50~131.50 100本 0.4万(通貨) 55000円 設定しない
売り ー~ー ー本 ー万(通貨) ー円 設定しない

以上の手順で、円安シフトの設定は完了です!

 さあ、トラリピを始めてみよう!

以上で、円安シフトの設定は完了です。

鈴さんのトラリピ設定は、余裕資金を使って運用するには、とても理に適っていると感じています。

これで一発当ててセミリタイア!という設定の仕方ではありませんが、リスクの少ない設定方法(リーマンショックにも耐えられる)なので、経済的自由へ近づく為に、一つの投資手法として、実践していくのはいかがでしょうか。

マネースクエア

コメント